【あらすじ】
大きなキャリーケースをゴロゴロとひっぱって、バスに乗って東京に行こうとする主婦、桑原薔薇子。
なんの不満もなく今まで生活して、会社とお米の兼業農家。
雷の季節には今年もお米がおいしくなりますようにと自然に感謝。
しかし……50歳になって、自分の人生これで良かったのかしらと振り返る熟女の物語。
【キャスト/スタッフ】
出演:清水薫子
脚本・演出家:樋口ミユ
【時間】
約38分
【プロフィール】
◆清水薫子
俳優、ミュージカル指導者。愛知県豊田市出身、東京在住。名古屋音楽大学声楽科より劇団四季へ入団。退団後は東宝などの商業舞台で活動。怪我により長期間活動を中止するが、配偶者の死をきっかけに復帰、後進の指導にも力を入れる。KAOミュージカルアカデミー主宰。趣味はツーリング、愛車はYAMAHA RZ250。
◆樋口ミユ
劇作家・演出家 Plant M 主宰。劇団Ugly duckling 旗揚げ以降、解散までの劇団公演32 作品の戯曲を執筆。劇団解散後は、座・高円寺の劇場創造アカデミー演出コースに編入、佐藤信氏に師事。2012 年にplant M を立ち上げ大阪、東京とフットワーク軽く飛び回り各地で公演をしている。受賞歴1999 年3 月『深流波~シンリュウハ~』で第7 回OMS 戯曲賞大賞を受賞。2000 年3 月『ひとよ一夜に18片』で2年連続、第8 回OMS 戯曲賞大賞を受賞。2012 年6 月第38 回放送文化基金賞受賞ラジオドラマ部門『飛ばせハイウェイ、飛ばせ人生』2017 年2 月大阪市文化祭奨励賞女優の会『あたしの話と、裸足のあたし』の舞台成果。2019年からOMS戯曲賞の最終選考審査員を務める。