【あらすじ】
「桜が散って、葉桜の頃になると私は毎年思い出します。」
老婦人の回想を通して、不治の病の妹や厳格な父との生活のなかでの、
姉妹間の儚くも美しい愛情を描き出す。
死期の近い妹の願いとは、そのために取った姉の行動は。
そして起こる、奇妙な出来事。
【キャスト/スタッフ】
出演:本多麻紀
舞台音楽家・演出家:棚川寛子
【時間】
約26分半
【プロフィール】
◆本多 麻紀
98年 ク・ナウカ シアターカンパニー入団。07年主宰宮城聰の芸術監督就任に伴い静岡県舞台芸術センターに活動拠点を移す。宮城演出作品においては主に主要な役の語り手を担当。他、国内外の演出家と多様な作品作りをしている。猫派。お茶好き。
◆棚川寛子
舞台音楽家。演劇作品の音楽を作曲し、劇中で演奏する俳優への指導も併せて行う。静岡県舞台芸術センター(SPAC)で多数音楽担当「マハーバーラタ」「アンティゴネ」「Révélation 顕れ」など2017年、歌舞伎座での新作歌舞伎 尾上菊之助主演『極付印度伝マハーバーラタ戦記』の音楽を担当。他には小中学校、特別支援学校、児童養護施設等に於けるワークショップや、ポータブルな本格演劇「テーブルシアター」でも活動。