【あらすじ】
下町銭湯宝船の煙突に、今日も無敵の少女、ムテキが立って町を見下ろす。
相棒は口が悪い関西弁のツバメ。ふたりは友だち。
言葉は宝石だから、手紙を書いてみんなに届けて元気にしたいと考える少女ムテキと、
少女の手紙を届けるツバメ。まるで幸福な王子のようなお話。
だけどこの物語はとってもハッピーエンド。
【キャスト/スタッフ】
出演:大鶴美仁音(劇団唐組)、丸山英彦(デス電所)
脚本・演出家:樋口ミユ
【時間】
約25分
【プロフィール】
◆大鶴美仁音
1991年、東京都生まれ。日本大学藝術学部卒業。劇団唐組所属。舞台美術なども手がける。2008年、唐組『ジャガーの眼』で舞台デビュー。近年の作品に、19年『唐版 風の又三郎』、『inseparable変半身』20年『いかけしごむ』など。
◆丸山英彦
1977年生まれ。兵庫県出身。近畿大学文芸学部卒。98年大学同期生と立ち上げた。劇団「デス電所」に参加。以降大阪の劇場を中心に活動。現在は劇場スタッフをやりながらご縁のある方々と創作する機会を頂きマイペースに活動中。
◆樋口ミユ
劇作家・演出家 Plant M 主宰。劇団Ugly duckling 旗揚げ以降、解散までの劇団公演32 作品の戯曲を執筆。劇団解散後は、座・高円寺の劇場創造アカデミー演出コースに編入、佐藤信氏に師事。2012 年にplant M を立ち上げ大阪、東京とフットワーク軽く飛び回り各地で公演をしている。受賞歴1999 年3 月『深流波~シンリュウハ~』で第7 回OMS 戯曲賞大賞を受賞。2000 年3 月『ひとよ一夜に18片』で2年連続、第8 回OMS 戯曲賞大賞を受賞。2012 年6 月第38 回放送文化基金賞受賞ラジオドラマ部門『飛ばせハイウェイ、飛ばせ人生』2017 年2 月大阪市文化祭奨励賞女優の会『あたしの話と、裸足のあたし』の舞台成果。2019年からOMS戯曲賞の最終選考審査員を務める。